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湿布をしても腕が痛い…加古川の院長が教える五十肩に有効なストレッチと改善法

  • 2024年4月17日
  • 読了時間: 7分

更新日:4月7日


五十肩の治し方を説明

  「病院のリハビリに通っているが、なかなか治らない」 「湿布を貼っても、注射をしても五十肩の痛みが引かない」 「夜、肩が痛くて目が覚めてしまう」

そんなお悩みをお持ちではありませんか?

兵庫県加古川市でふじい整骨院を開業しております、院長の藤井憲之です。 私はこれまで40年、柔道整復師として多くの五十肩患者さんと向き合ってきました。

実は、五十肩は「ただ安静にしているだけ」「湿布を貼るだけ」では解決しないステージがあります。 この記事では、なぜあなたの痛みが引かないのか、そして自宅で簡単にできる「五十肩専用ストレッチ」を動画のように分かりやすく解説します。 



 

なぜ湿布や注射をしても五十肩が治らないのか?

 

肩の痛みをこらえる女性

  五十肩(肩関節周囲炎)の正体は、肩の関節を包む「袋(関節包)」や「靭帯」が分厚くなり、癒着(くっついてしまうこと)して固まっている状態です。

  • 湿布: 表面の炎症は抑えますが、奥の「固まり」には届きません。

  • 注射: 一時的に痛みは引きますが、動く範囲(可動域)を広げる効果は限定的です。

つまり、痛みが落ち着いてきたら、「適切なタイミングで動かすこと」が根本解決への唯一の近道なのです。

五十肩とは肩の関節に痛みと主に可動域の制限をともなう症状です。


よく、腕が肩より上にあがらなくなる。腕が後ろに回らなくなる。

といった症状を訴えて来院されることが多くあります。


 具体的には、

五十肩は肩の関節を構成している、関節の袋肩の関節を支えている靭帯筋肉に炎症がおこり、痛みと動きの制限が起こります。

 

それによってまれに、夜に眠っていても痛みが出ることもあります。(夜間痛)


肩関節の動きの制限が起こり、腰や頭に手が回らなくなる。


このような症状を起こすことが多くあります。

 

 

五十肩になる原因は様々ありますが、基本的には40代〜50代前後になると、体の潤滑油である関節の液体が減少し始める傾向があります。

 

また、家事や趣味、仕事で同じ動作を何度も繰り返すことにより、肩の関節や周辺の筋肉に無理がかかり、摩耗や炎症を起こしやすくなります。

 

このように、日々の生活の中で同じ動作を繰り返すことで、徐々に肩の関節や筋肉が疲れ、痛みや動きにくさとして現れるのが五十肩です。

 

ですが、対処法や早期改善に導く方法はありますのでご安心ください。


 

【重要】ストレッチを「やっていい時期」と「ダメな時期」

 

肩の痛みを我慢する男性

  五十肩には3つの段階があります。間違った時期に無理をすると悪化するため、まずはご自身の状態をチェックしましょう。

時期

状態の目安

対処法

炎症期

寝ていても痛い、何もしなくてもズキズキする

安静第一。 三角巾などで固定も有効。

慢性期

激痛は引いたが、腕を上げると突っ張って痛い

温めながら少しずつ動かす。

回復期

痛みはほぼないが、動きがまだ悪い

積極的にストレッチを行う。

※夜間痛(夜寝ている時の痛み)がある間は、無理なストレッチは控えてください。 五十肩には炎症期、慢性期、回復期という3つの回復する過程があります。

<炎症期>

五十肩が発症する最初の時期は、炎症期といいます。


読んで字の如く、肩の関節に炎症が起こっている状態です。

 

この炎症期には、寝ていても痛いあるいは、じっとしていても肩が痛くて動かせない、何をしても痛いという時があります。

 

このような炎症期には、痛みがひどくならないように三角巾で手を吊るなどして安静にすることが第一選択です。 どうしても痛みが気になり、強く揉んでみたりマッサージをすると楽になるかと痛いところをついさわってしまいます。


しかし、これは逆効果となることがありますのでご注意くださいね。


 <慢性期・回復期>


慢性期と回復期は、 炎症が軽減し、肩の関節を構成する袋や靭帯、筋肉が硬くなり、肩の関節が動きにくくなる時期です。

 

夜眠っていても肩が痛くないようであれば、炎症期が終わりを迎える合図です。



慢性期と回復期には、正常な肩の動きを取り戻すために、お風呂でゆっくり温めることをお勧めします。


温めた後に肩のストレッチをしたり、動かせる範囲で肩を回す方法がおすすめです。

ゆっくり痛みのない範囲で肩を動かすことが大切です。

 


あまりやり過ぎると余計に痛みが出るので、あくまで痛くない範囲で動かすことを心がけてください。

 

 

肩の関節が動かない理由を、自転車の車輪のさびを例えてお話しています。


五十肩は、まるで長く使っていた自転車の車輪が錆びてしまい、正常に動かなくなったような状態です。

 

普段使っている家庭の古い洗濯機やミキサーのように、内部の歯車が摩耗したり、適切な潤滑油がなくなると、スムーズに動かなくなり、ガタつきが始まります。

肩の関節もこれと同じで、筋肉や靭帯が傷つき、炎症を起こすと、肩が正しく動かなくなってしまうのです。

 

痛みと固まりが生じた場合、時計の修理師が歯車に潤滑油を差して動きを改善するように、適切な治療やリハビリテーションを行うことが大切です。

 


関節や筋肉をゆっくりと動かし、正しい位置に戻すことで、歯車が再びスムーズに動くようになります。


しかし、このプロセスには時間がかかり、人によっては数ヶ月から1年近くも続くことがあります。

 

このように、五十肩は日々使用している家電の歯車が擦り減るようなもので、適切な手入れと時間が必要で、根気強くケアを続けることが重要になってきます。

 

 自宅で3分!五十肩を改善する2つの壁ストレッチ

① 壁押しスクワット(肩の可動域を広げる)

  1. 壁の前に立ち、腕を上げられる高さまで上げて、手のひらを壁につけます。

  2. 肘は伸ばしたまま、ゆっくりと膝を曲げて腰を落としていきます。

  3. 脇の下が伸びるのを感じながら、痛くない範囲で5秒キープ。

  4. これを3〜5回繰り返します。

 

① 1つ目は肩を動かないところまで上げて、壁に手をつけます。

 

肩のストレッチ方法を説明

 

肩の関節はそのままで、その状態から膝を曲げてしゃがみます


痛みを感じるようであれば、無理をせずに動かせる範囲で何回かしゃがんだり立ったりを続けてみてください。

 

肩のストレット方法を紹介

 

そうすると、 少しずつですが、自然に肩の動く範囲がひろがっていくことを実感されるかと思います。

 

 ② 壁つたい指歩き(自然に腕を上げる)

  1. 壁に向かって立ち、指先を壁につけます。

  2. 指先で壁をトコトコと登るように、少しずつ上に這わせていきます。

  3. 「これ以上は痛い」という一歩手前で止め、ゆっくり下ろします。

  4. これを繰り返すことで、脳が「ここまで動かしても大丈夫だ」と認識し、可動域が広がります。


 

肩のストレッチ方法を解説

この状態から指を手繰り寄せるように上げていきます。 指先だけで手繰り寄せるようなイメージで行ってみてください。

 

肩のストレッチ方法を解説

 

そうすると、肩の関節が自然と開いてきます。

 

この2つのストレッチはとても有効な方法ですので、ぜひお試しください! 加古川市のふじい整骨院での改善事例

当院に来院されたYさん(8ヶ月間、腕が上がらず諦めていた方)のケースをご紹介します。

Yさんは当初、腕が90度(肩の高さ)までしか上がりませんでしたが、当院での整体・鍼灸による深部へのアプローチと、上記の自宅ストレッチを併用した結果、3ヶ月後には制限なく腕が上がるまでに回復されました。

五十肩は「時計の歯車の錆」のようなものです。適切な油(施術)を差し、正しく動かせば、必ずまたスムーズに動くようになります。

 

 

まとめ:加古川市周辺で五十肩にお悩みの方へ

 

肩の不調を訴える女性


五十肩は放置すると、痛みが引いた後も「腕が上がらない」という後遺症が残ることがあります。

  • 半年以上、症状が変わらない

  • 着替えや背中を洗う動作がつらい

  • 一日も早く仕事や趣味に復帰したい

もし加古川市周辺でこのようなお悩みがありましたら、臨床経験34年のふじい整骨院へお気軽にご相談ください。 あなたの肩の状態に合わせた最適なケアをご提案します。

【お問い合わせはこちら】 電話:079-437-3789


  (監修:柔道整復師・鍼灸師 藤井憲之) プロフィールはこちら

 

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