子供のかかとの痛み「シーバー病」とは?原因・セルフケアと専門整体による改善法
- 4 日前
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こんにちは、兵庫県加古川市で「ふじい整骨院」を開業しております、院長の藤井 憲之です。
今回のブログは、小学生のお子様に多く見られる「シーバー病(踵骨骨端症)」について解説します。
小学校低学年から高学年のお子様が「かかとを痛がって歩けない」とお悩みの保護者の方は、ぜひ参考にしてください。
1. 子供が突然かかとを痛がる原因とは?シーバー病の特徴とメカニズム
ある朝、突然お子さんが起きてきたときに、足を床につけることができないほど痛みを感じて、足を引きずりながら歩いている……ということはありませんか?
これは、成長期のお子様のかかとに起こる炎症「シーバー病(骨端症)」の可能性があります。
病院での診断と成長期の特徴
病院(整形外科)でレントゲン検査を受けると、以下のような説明を受けることが一般的です。
足のかかとの「成長線」といわれる部分が傷ついて炎症を起こしている
「骨端核(こったんかく)」という部分が少し扁平している

子どもの成長線は軟骨成分で柔らかいため、ジャンプやダッシュなどの激しい運動を繰り返すことで負担がかかり、傷がついて痛みが起こります。
シーバー病になりやすい子供の特徴
このかかとの痛みで来院されるお子様は、圧倒的に男の子が多く、スポーツを活発にがんばっているお子様に頻発します。繰り返しの衝撃が、かかとの成長部に過度なストレスを与えてしまうのが主な原因です。
2. 湿布で治らないのはなぜ?シーバー病の根本原因「足首のゆがみ」
病院ではまず「安静にしてください」と指示され、炎症を抑えるための湿布が処方されることが多いですが、それでもなかなか痛みが取れないお子様も多くいます。
「なぜ、湿布を貼っても良くならないのか?」
それは、かかとの炎症だけを抑えても、痛みを引き起こしている根本的な原因が取り除かれていないからです。
痛みの背景にある「足元の傾き」
シーバー病に悩むお子様の足を後ろから観察すると、ふくらはぎやかかとの部分が通常よりも外側に倒れ、足首が歪んで(過回内などになって)しまっているケースが非常に多く見られます。

運動のやりすぎや繰り返しの衝撃によって、足のアーチが崩れ、かかとが外側に傾いてしまうのです。
通常、ふくらはぎとかかとのラインが真っ直ぐであれば、体重を均等に支えられます。しかし、ここが傾いてしまうとクッション機能が働かず、かかとに直接大きな衝撃が加わり続けます。
そのため、痛みを根本から改善するには、この足元の傾き(ゆがみ)をしっかりと調整することが重要になります。
3. 自宅でできるシーバー病対策|ふくらはぎのストレッチとインソールの効果
足の傾きを調整するために、まずはご自宅で簡単にできるセルフケアをご紹介します。
ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)を緩めることで、かかとを引っ張る力が弱まり、正常な足の傾きを取り戻すきっかけになります。
【おすすめの柔軟ストレッチ2選】
① ふくらはぎのストレッチ(アキレス腱伸ばし)

右足を後ろへ大きく一歩引きます。(※右かかとが痛む場合を想定。基本は両足行います)
左足の膝は軽く曲げ、両足のつま先は真っ直ぐ前を向けます。
そのまま上半身をゆっくり前へ倒し、右のふくらはぎが心地よく伸びるのを感じてください。
10秒間キープし、一度戻します。これを3回繰り返します。
② 足首・ヒラメ筋のストレッチ

左足を軽く一歩引いてしゃがみ込み、床についている左足の足首を伸ばします。
左足の甲が床についた状態で、右膝の上に両手を乗せ、上半身を前に傾けて胸とももを近づけます。
このとき、右膝が外側に倒れないよう注意し、かかとが浮かないように意識します。
10秒間キープし、これを3回繰り返します。
【ポイント】
部活や習い事で忙しい場合は、お風呂上がりに1回だけでも継続することをおすすめします。入浴によって筋肉が温まり血流が良くなっているため、ストレッチの効果が格段に高まり、足の歪みを整えやすくなります。
インソール(靴の中敷き)の有効活用
当院では、必要に応じて足の傾きを物理的に矯正・サポートする「インソール(靴の中敷き)」の処方も行っています。
靴の中に入れることでかかとをしっかり支え、歩行時や運動時の衝撃を大幅にカットします。動きながら足元を補正できるため、早期の痛み改善に非常に効果的です。

4. 加古川市でシーバー病の治療をお探しなら、専門知識を持つ当院へご相談ください
今回ご紹介したストレッチを1週間ほど続けてみて、かかとの痛みが軽減していくようであれば、そのまま自宅ケアを継続してください。
しかし、もし痛みが変わらない、あるいは早く大好きなスポーツに復帰したいという場合は、自宅でのケアと並行して、足の構造に詳しい専門の治療院を受診することを強くおすすめします。
ふじい整骨院のシーバー病へのアプローチ
当院の施術者は、全員が柔道整復師・鍼灸師の国家資格を保持しています。単に痛む場所をマッサージするのではなく、シーバー病の根本原因である「足のゆがみ」や「身体の使い方の癖」を的確に見極め、これまでに多くのお子様を早期改善へと導いてきました。
加古川市周辺で、お子様の足の痛みやシーバー病が治らずにお悩みの方は、我慢せずいつでも当院へご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
<リンク>
・シーバー病(踵骨骨端炎)・かかとの痛みの治療
・成長期の子供の踵に発症するシーバー病とその対応方法
監修:柔道整復師・鍼灸師 藤井憲之 ★院長プロフィールはこちら。

