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「マラソンで足底腱膜炎に悩むあなたへ:インソールで痛みを軽減し快適ランニングを実現!」

  • 執筆者の写真: 藤井憲之
    藤井憲之
  • 1月3日
  • 読了時間: 7分

「足の踵(かかと)が痛くて長く歩けない」

「マラソンが好きで、走っているけど、踵が痛くなって思うように走ることができない」

このようなお悩みの方はいらっしゃらないでしょうか?

 

こんにちは。

兵庫県加古川市でふじい整骨院を開業しております院長の藤井憲之です。

 

今回のブログは、歩いたり 走ったりした時に踵の裏が痛む、いわゆる「足底腱膜炎(そくていけんまくえん)」のお話になります。

 

50代の女性患者さんが、趣味でランニングを楽しみ、マラソンに出場することを目標にされていました。

 

しかし、数か月前から「走ると踵の裏に痛みを感じ、長く走れなくなりました」

さらに最近では、「長時間歩くのもつらくなってきました」というお悩みで、ご紹介で来院されました。

 

同じように踵が痛くて、長く走ることができないと困っておられる方がいらっしゃいましたら、参考になると思いますので最後までお読みいただけますと幸いです。

 

 

 

「足底腱膜炎ってどんな症状?マラソン愛好者に多い足のトラブル」

 

初めに、足底腱膜炎の症状についてお話させていただきます。


足底腱膜炎は、足底筋膜炎(そくていきんまくえん)とも言われ、主に足の裏にあるすじが炎症を起こして痛くなります。

 

足の裏には、筋肉やすじ(腱組織)や脂肪・靭帯などさまざまな組織があります。


その中のすじが足首の歪みや使い過ぎによって炎症をおこしてしまい、歩く度に痛くなる状態です。


ひどくなると、まともに歩くこともできなくなってしまいます。

 

 

痛んでいるところが、どのような状態になっているかですが、たとえば、古くなって伸び縮みがしにくくなってしまったゴムを思い浮かべてください。


新鮮なゴムは良く伸びるので、相当力強く引っ張ってもなかなか切れないですよね。


しかし、古くなったゴムは伸び縮みの状態が悪くなり、少し引っ張っただけでのびたままになったり、最悪切れてしまうこともあります。

 


このような状況が、足の裏のすじにおこってしまったものだと考えてください。


すじが伸びたり、部分的に切れてしまったり傷がついてしまっています。

 

また、この足底腱膜炎は日ごろ運動をしない方やそうかと思えばマラソンなどバリバリ運動する方にもおこる方がいらっしゃいます。


 

今回お見えになった方は、日ごろマラソンなどよく走っておられる方でした。


以前から時々踵が痛くなっていたけど、ここ2か月ほど痛みが強くなり困っていたとのこと。

 

ご自身でも「なんとかならないだろうか?」とユーチューブの動画を見てストレッチをしてみたり、市販のインソールを入れるなどいろいろと試されたと教えてくださいました。

 

ところが、なかなか痛みが取れなくて困っておられたようです。


そのようなときに、会社の同僚の方に「一度ふじい整骨院に相談してみたら」と背中を押されて来院されました。


 

「矯正用インソールで足底腱膜炎の痛みゼロ!患者様の実例:快適な走りを取り戻した方法」

 


 

今回お見えになった50代の女性患者さんのYさんから、半年後のフルマラソンに参加したいとの希望を教えてくださいました。

 


そして、

今の足の痛みの原因を探るために、当院で行っている様々な検査をさせていただきました。

まずは、足の状態と痛みが出ているところの確認です。

 

いつ頃から痛みが出て、どのように経過しているか?


このエピソードをしっかりとお尋ねすることで、その方がなぜ痛くなり、治らない状態になってしまっているのか。

 

しっかりとお話を伺いました。

 

次に足の状態の確認です。

 

すると、

足の踵が外側に倒れている状態 <専門的には、過回内(かかいない)と言います>でした。


この状態で走っていると、歩くだけでも足の踵に負担がかかり、十分体重を乗せることができなくなります。

 

 

 

それを視覚と数字的に確認するため、当院で行っている足のバランス測定(ゲートビュー)を行いました。



すると、足にかかる前後左右のバランスは、問題なく(むしろ良い)、骨盤のねじれと踵に圧力がかかっている立ち方になっておられることがわかりました。状態がわかれば、対応策は明白でした。

 


足にかかる力を変えること、そして骨盤を中心とした歪みを整えて全体のバランスを整えていくことです。

 

足の部分の力を変えるには、オーダーメイドの患者さんの足に合った矯正インソールを作成することを提案。


足が傾くことで踵の部分に負担がかかります。


その際、足周りの筋肉は異常な緊張を起こしてさらに痛みを起こしてしまうのです。

 

インソールを入れて、踵を安定させた状態で歩くと、正常な歩行を誘発されて負担のかかっていたふくらはぎや足裏の筋肉の負担も軽減されます。


 

また、今履いておられるシューズも見せていだだき、足のサイズを測った上で機能性の高い足によい靴をお勧めしました。


 

「加古川市の鍼灸整骨院が提供する足底腱膜炎のマラソン復帰への道:施術から日常アドバイスまで」

 

 

Yさんの経過ですが、最初の1か月間は、鍼灸と整体、痛みのある部分に超音波治療器を照射して施術を行いました。その期間は走ることをやや抑えていただくことも提案。


自宅でお勧めしたケアも実践され、約1か月経過するころには踵の痛みもずいぶん楽になったとおっしゃっておられました。


また、「久しぶりに1時間ほど走れた」と喜んでの報告がありました。

 

さらに、状態をキープするためと足の歪みを矯正するためにオーダーインソールを処方。


最初は、普段履いておられる靴(ウォーキングシューズ)にインソールを入れて徐々に慣らしていただき、インソールを処方して3週間後にお見えになったころには、走っても痛みを感じない日もあると報告をいただくことができました。

 

現在は、1カ月に1回のメンテナンスに入り、今度目標であったフルマラソンにチャレンジされる予定です。

 


お家でのケア3選

 

1.足の裏の筋肉をマッサージ

お風呂に入って、足裏マッサージ。


お風呂で温まった状況で、足の裏を軽く押さえるようにして、5分ほどマッサージをしてもらうようにお話しました。

 

2.青竹踏みによる足裏ストレッチ

 


家でできる簡単足裏ストレッチ方法は、昔から行われている青竹踏みをお勧めしました。


適度に足裏が刺激され、血流の改善にも良いです。

 

3.インソールを靴に入れて、毎日30分の歩行

今回処方したインソールは、足の歪みの矯正目的としておりました。


歩いたり、走ったりして起こした足の問題は、動いて治していくという考えです。


なので、できるだけインソールを入れた靴で歩いていただきました。

 

最後に、今回の足底腱膜炎でお悩みであった患者さんから当院についてのお声を頂戴しましたので、ご紹介させていただきます。

 


Q:当院のことを何で知りましたか?

A:紹介

 

Q他にも同じような治療院がある中で、どのようなことが決め手となって当院をお選びいただきましたか?

A:先生の技術、駅から近く、知人からの紹介

 

Q:実際にご利用してみての感想をできるだけ具体的にお聞かせください。

A:足底腱膜炎で長期間歩くこともつらい状態でしたが、2,3回治療を行っただけで良くなり、4か月たった今ではほとんど痛みがなくなりました。


おすすめされて購入したインソールが合い、今度そのインソールを入れてフルマラソンを走ります。


ゴッドハンドの先生と奥さまやスタッフの方々も優しく、今後も継続して通いたいと思います。

 

足底腱膜炎でお悩みのマラソンランナーの方は、当院までご相談ください。

 

 

今回は、マラソンランナーの50代女性 足底腱膜炎の患者様の例をもとにお話をさせていただきました。


足底腱膜炎は、比較的早期に回復するものから、なかなか痛みが取れないケースのものまであります。


もし、加古川市近辺で足の裏が痛くて走ることができなくなっているなど、お困りの方がおられましたら、当院でも施術することは可能です。


一度、ご相談いただけましたら幸いです。

 

最後までブログを読んでいただきどうも有難うございました。


それでは失礼いたします。

 

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