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小学生のかかとの痛み、実は体のゆがみが原因?シーバー病をぶり返さないための「全身ケア」

  • 24 時間前
  • 読了時間: 5分

足(踵)の痛み


「痛いの?」繰り返す、お子様のかかとの痛みに悩むお父さん・お母さんへ


「練習が終わると、いつもかかとをひきずっている」

「病院では成長痛と言われたけれど、休んでもまた痛くなる」


スポーツを頑張る小学生のお子さんを持つ親御さんから、このような切実なご相談をよくいただきます。

一生懸命練習に励んでいる姿を知っているからこそ、代わってあげられないもどかしさを感じていらっしゃるのではないでしょうか 。


その痛みの正体、もしかしたら「シーバー病(踵骨骨端炎)」かもしれません。


そして、何度も繰り返してしまう本当の理由は、かかとそのものだけではなく、お子さんの「ゆがみ」に隠されていることが多いのです。



運動中のかかとの痛みは成長痛だけじゃない?ゆがみとシーバー病の意外な関係


シーバー病」とは、成長期特有のかかとの骨の炎症です。まだ柔らかいかかとの骨が、アキレス腱に強く引っ張られることで痛みが生じます。


しかし、同じ練習メニューをこなしていても、痛くなる子とそうでない子がいます。その差はどこにあるのでしょうか?


鍵を握るのは、全身の「ゆがみ」です。


例えば、猫背気味だったり、骨盤が左右に傾いていたりすると、重心が後ろ(かかと側)に偏りすぎてしまいます。


すると、本来は全身で分散すべき地面からの衝撃が、すべて「かかと」に集中してしまうのです 。


  • 姿勢のゆがみ → 重心の偏り


  • 足首のゆがみ → アキレス腱が常にパンパンに張る


足の傾き方の違い

この状態で「かかと」だけを冷やしたり休ませたりしても、原因である「ゆがみ」が残っていれば、スポーツを再開した途端にまたかかとの痛みがぶり返してしまいます。



当院では、かかとを見る前に、まずお子さんが「どんな立ち方をしているか」を徹底的に観察することから始めます。


片足での立ち検査

伝統の整体でゆがみをリセット!シーバー病の不安を解消する職人の技


当院の施術は、まず「お子さんの体に触れること」から始まります。


長年、多くのアスリートや子供たちの足を見てきた経験から、かかとの痛みを抱える子の多くに共通点があることがわかります。


それは、足首のわずかなゆがみや、その周囲にある筋肉の独特な硬さです。

これはレントゲンなどの画像検査だけではなかなか見えてこない、職人の「手」だからこそ感じ取れる微細なサインです 。



「手」と「機器」のハイブリッド施術

私たちは、日本古来の伝統的な手技を大切にしています。優しく、しかし確実に骨格のゆがみを整えることで、かかとに集中していた負担を全身へ逃がしていきます。


しかし、痛みがあまりに強い場合や、一刻も早く競技に復帰したいというお子さんの気持ちに応えるため、手技だけにこだわりすぎることはしません。


施術のアプローチ

役割とメリット

職人の手技

全身のゆがみを整え、痛みの根本原因にアプローチします。

治療器

痛みのコントロールに優れた最新機器を使い、炎症を早期に鎮めます ⚡。




「できるだけ早く改善させてあげたい」という想いで、状況に合わせた最適な組み合わせを選択します。


ただし、体が変わるには一定の時間も必要です。

焦ってお子さんの体に無理をさせないよう、今の状況をしっかりとお伝えしながら、一歩ずつ着実に快方へと導きます。



なぜかかとの痛みは繰り返すのか?シーバー病を防ぐ継続ケアとインソール活用

靴にインソールを入れているところ

「一度良くなったのに、試合が続くとまた痛くなる……」


そんな再発の不安を断ち切るために不可欠なのが、施術後の「継続ケア」と「環境づくり」です。


なぜシーバー病が繰り返されるのか。

それは、施術でゆがみを整えても、普段履いている靴や歩き方のクセがそのままでは、再びかかとに負担がかかる状態に戻ってしまうからです 。



足元から「ゆがまない体」を支える


そこで当院が推奨しているのが、医療用インソールの活用です。


  • 足裏のアーチを支える:扁平足などのゆがみを矯正し、衝撃を吸収します。


  • 正しい重心へ導く:無意識にかかと重心になるのを防ぎ、理想的な立ち姿勢をサポートします 。


インソールは、いわば「持ち歩ける整体師」のような役割を果たしてくれます。

施術で整えた良い状態を、練習中や登下校中もキープすることで、かかとの痛みが出る隙を与えません。


プロが教える!シーバー病をぶり返さないための「靴選びチェックリスト」


シューズのモデル

親御さんにぜひ知っておいていただきたいのが、靴選びの重要性です。間違った靴がゆがみを助長しているケースは非常に多いのです。


  • かかとの硬さ:指で押しても潰れないしっかりしたもの。

  • 曲がる位置:指の付け根(前方1/3)で曲がること。

  • 固定力:マジックテープや紐で甲をしっかり締められること。

  • サイズ:つま先に5〜10mmの余裕があること。

  • 中敷き:取り外し可能であれば、専用インソールでさらに補強できます。



親子で取り組む!将来のケガに負けない「ふくらはぎストレッチ」


お家で最も優先してほしいのが「ふくらはぎ」のケアです。ふくらはぎが柔らかくなれば、かかとを引っ張る力が弱まり、痛みは劇的に楽になります。


  1. 壁に手をつき、片足を後ろに引く。

  2. かかとを床につけ、つま先をまっすぐ前に向ける。

  3. 20〜30秒、痛気持ちいい範囲でじっくり伸ばす。



ふくらはぎのストレッチ


習慣にすることで、将来もっと激しいスポーツをしても怪我をしない「強い土台」が出来上がります 。



🌿 まとめ:


今取り組む「日ごろのケア」が、一生モノの強い体を作る


今、お子さんと一緒に取り組むケアは、単なる痛み取りではありません。10年後、20年後も全力で人生を楽しめる体を作るための「大切な投資」です。


「うちの子の靴、これで大丈夫かな?」


そう少しでも不安に思われたら、ぜひ、今お子さんが履いている靴を持って一度ご来院ください。


職人の目で靴の減り方や構造をチェックし、お子さんの足と体のゆがみを詳しくお調べします。

一緒に、痛みのない最高の笑顔を取り戻しましょう 。



監修:柔道整復師・鍼灸師 藤井憲之



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