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背中の痛みと肩こり。筋肉が硬いだけが肩こりの状態とは限らないって本当?

  • 執筆者の写真: 藤井憲之
    藤井憲之
  • 2023年6月23日
  • 読了時間: 5分

 

 

 

こんにちは。

兵庫県加古川市で整骨院を開業しておりますふじい整骨院の藤井憲之です。


今回、なぜこのようなブログを書こうと思ったきっかけですが、

 

当院にお越しの患者さんから

「先生、ここの背中のこり感がひどくて、ここのところよく寝れないです」


「仕事で疲れているはずなんですが。。」


とういう御相談をうけることがありました。

 

このブログを読むことで、首から背中に起こる背中が重くてだるい状況について、理解していただけると思います。


最後まで、お読みいただけますと幸いです。

 


娘に乗ってもらうと少し楽になったという背中の痛みとこり感は、肩こりとの関連性はある?

 

 

患者さんの背中の痛みと鈍痛は、連休で普段とは少し違う生活を続けていた後、仕事が始まってすぐに起こったようです。

 

ご本人は、「少しのんびりしすぎたかな?」


「休みが長く続いたことで、生活のリズムが崩れてしまったかも。」


と少し反省しきりでした。

 

それに、寝る時間もいつもの時間より遅くなったりしていたことを教えてくださいました。

 

また、あまりにも背中がだるく重く感じた患者さんは、小学生の娘に背中に乗ってもらって踏んでもらったりしていたそうです。

 


以前よく来院されていた患者さんが、背中が重くこり感を強く感じた時に、「お孫さんに背中に乗ってもらうと適度な重さで気持ちが良いんだよ」


と言われていた方を思い出しました。

 

背中の上に乗ってもらうこと自体は、決してオススメではありませんが、小さなお子さんが乗るくらいですからそんなに負担がかかるとも思えませんので特に問題ない範囲だと思います。

 

しかし、

たまに思ったより上に乗られたお子さんがバランスを崩してしまい、思わぬ力が背中に加わることがあります。


そのことが原因で、肋骨を骨折する可能性もあるのでやや注意が必要かもしれないですよ。

とやんわりとお伝えいたしました。

 

今回の患者さんの異常な背中の張り感とコリは、生活のリズムが崩れたことによる自律神経の乱れが発端ではないかと思われました。

 

自律神経は、からだの状態を保つ働きがあります。


動くときと休むときのリズムが狂ってしまったことにより、自律神経が上手く働かなかったことで、背中の緊張を呼び起こしていたものと推察しました。

 


筋肉が硬くなることだけが、肩こりとは言えないかも。自律神経の乱れは、さまざまな不調を起こす可能性があります。

 

突然ですが、家の中にはたくさんの電気のスイッチがありますよね。


リビングのスイッチ、寝室のスイッチなど、それぞれの部屋には適切な明るさを調整するスイッチがあります。

 

自律神経も、私たちの体のさまざまな部分の「明るさ」を調整してくれる存在なんです。


自律神経には、大きく分けて「元気にするスイッチ」と「リラックスさせるスイッチ」という二つのスイッチがあります。


元気にするスイッチは、私たちの体を活発にして元気にする役割を担っています。


一方のリラックスさせるスイッチは、体をリラックスさせて休息を取らせる役割を果たしています。

 

でも、時々このスイッチの切り替えがうまくいかないことがあります。


例えば、元気にするスイッチがつきっぱなしになると、私たちはテンションが高くなって休むことができません。


逆に、リラックスさせるスイッチがつきっぱなしになると、私たちはずっと眠たいとか、体がだるい症状が出て活動することができません。

 

これが、自律神経の乱れと言われるものです。


当院では、このスイッチの調節をする施術を行います。


硬くなった筋肉をほぐし、全身の血流をスムーズにすることで、元気にするスイッチとリラックスさせるスイッチが適切なタイミングで切り替わることをお助けする。

 

その結果、活動したいときや、ゆっくり休息したいときに自律神経が正常に働き体の働きが正常になる可能性があります。

 

 

施術を受けた患者さんからは、治療を受けた後に背中が伸びて腕も上がりやすくなりました。


血の巡りが良くなったのか全身がぽかぽかして軽くなりました。


とご感想をいただきました。

 

自律神経の乱れは、「なんとなく身体がだるい」とか「ふわふわする」とか人によってさまざまな表現をされることがあります。

 

治療を受けていただくことで、背中の痛みやコリだけでなく、そのほかの症状にも改善が期待できると考えています。

 


まとめ

 

患者さんにとっては、背中が重くて辛い症状で、どこに行けばよいのか迷っておられる方もおられるかもしれません。


特に、自律神経の乱れによる背中のコリであったり、肩こり症状については分かりにくいことも多いと思います。

 

当院では、その方の症状と状況・経過などしっかりとお聞きした上で、治療が可能と判断ささせていただいた方に同意をいただいた上で施術をさせていただきます。


背中の痛みやこり症状でお悩みの方がおられましたら、一度御相談いただけましたら幸いです。

 

最後に、患者さんからのお声をご紹介させていただきます。


患者様:40歳代 男性

(※アンケートは、奥様の代筆となっています。)

 

 

Q:当院のことは何でお知りになりましたか?

妻の紹介

 

Q:他にも同じような治療院がある中で、どのようなことが決め手になって当院をお選びいただきましたか?

きれいなところが気に入って

 

Q:実際にご利用してみての感想をできるだけ具体的にお聞かせください。

先生やスタッフの方が、さりげなく話しかけてくれ、私の身体を熟知してくださっています。


月に1度、先生の学ばれた手技をしてくださるので、頑張って日々暮らしていこうと思います。

 

 

 

 

 

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