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湿布を貼っても効かない?五十肩の症状とその段階べつ対応法。

  • 執筆者の写真: 藤井憲之
    藤井憲之
  • 2022年7月27日
  • 読了時間: 6分

更新日:6月24日

肩がなんとなく痛いなと思って過ごしていたら、あるとき服を着る際に肩が動かしにくく感じるようになっている。


「まぁ、治るかな」と思いながらそのまま月日が経つと、肩が上がりにくくなっていることに気づいた。

 


こんにちは。

加古川市別府町のふじい整骨院 藤井です。


肩が上がらない。肩を動かすと引っ掛かりを感じて、うまく動かせない。

 

病院で、「いわゆる五十肩ですね。」

と言われた方もおられるのではないでしょうか?

 

今回このようなブログを書くきっかけになったのは、当院にお越しの方から、家族が「五十肩」と病院で言われてリハビリに通っています。


「どうすれば早く治るのでしょうか?」


とこのようなご質問を受けることがありました。

 

いわゆる五十肩について、


・どのような状態であるのか


・どのような経過をたどることが多いのか


・いつになったら治るのか

 

そのような疑問をお持ちの方に、参考になるかもしれません。


最後まで、お読みいただけますと幸いです。

 


60代なのに医者から『五十肩』と言われた。60代でも起こるその症状と原因。

 

 

その方の肩の痛みは、約3か月前から始まったとお聞きしました。


最初は、少し右肩が動かしにくいかなと思う程度でした。

 

そのうち気づくと、肩を動かす角度によって痛みを感じるようになった。


そして、服を着る動作とかお風呂を洗う時に、肩を少し動かすだけでも痛みを感じるようになっていかれたそうです。


まだ、その時点では病院にかかろうとは、まったく思っておられなかったようです。


「まぁ、そのうち治るかな」と簡単に考えておられたとお聞きしました。

 


<五十肩の病名について>


一般に五十肩は、50代前後の方に多く患者さんがおられたことで、通称で『五十肩』と呼ばれています。


少し難しい表現ですが、正式名は「肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん」という病名になります。

 

 

しかし、この五十肩ですが、40代でも60代でも起こる可能性があります。


40代に起こると、『四十肩』と言われることもありますが、なぜか『六十肩」とは表現されていません。


なぜかはよく分かりませんが。

 

以前にお見えになった患者さんが、「私40代なのに『五十肩』って病院で言われたんです。ショックです!」とお話された方がおられました。

 


 

湿布を貼っても、ロキソニンを飲んでもかわらない五十肩の痛みとその対処法

 

その後ですが、そのうちに治ると思っていたご家族の方は、特にこれといって何もしてこられなかったようです。


そして、

約1ヶ月して、痛みが強くなってきた上、気づくと肩も上がりにくい状態になって病院を受診されました。


その頃には動かすたびに肩が痛み、生活上で何をするにもおっくうな状態に。。。

 

病院では、レントゲン検査受けて、この時初めて「五十肩ですね」と医師から言われました。


その後、湿布を貼ったり、ロキソニンを飲まれたりいろいろと試されたそうです。

 

しかし、肩は治る気配がなく、夜に寝ていても痛みで目が覚めてしまう状態に。


生活にも影響が出るまでなってしまいました。

 

肩が固まってしまうとダメなので、できるだけ動かすように指導されたとも。

 


「肩を動かさないと肩は上がらない」と指導を受けて、痛みを我慢しながらストレッチや肩を回していました。


しかし、どんどん上がらない肩になっていかれたとお聞きしました。

 


五十肩の経過には、3つの段階があります。


1.炎症が強い時期


2.肩を動かすと痛んであがりにくくなる時期


3.肩が固まって、動かせない時期

 

それぞれに時期には、そのときに合ったことを行うことで、時間の経過とともに次第に良くなっていくことが多くあります。

 

おそらくその方の時期は、まだ炎症が強い時期だったので、頑張りすぎたことで炎症が治まっていなかったと考えられました。


 

なかなかご自身では、肩を動かして良いタイミングが分からないものです。


自分なりに運動してみたもののどのくらい動かしていいのか、または動かしてはいけないのか判断がつきにくいかもしれません。

 

現在の症状の状況に合わせた治療とリハビリを行っていく必要があります。


なので、専門のところで一度状態を確認してもらうことも必要です。


 

そのストレッチ方法は、間違ってませんか?正しい五十肩のストレッチと運動方法。


 

お話をお聞きして、炎症がまだ治まっていないことが原因なので、今は、痛みのない範囲で少しだけ動かすくらいにしてもらいます。


あとは、三角巾があればいいのですが、なければスカーフでいいので、それを使用して肩をつって安静にしてもらうよう伝えました。

 

その後、

病院でも指導を受けながら、最初は、痛みが強く動かすのもやっとの状態でしたが、徐々に炎症も治まり痛みが楽になられて行きました。

 

痛みが楽になると、少しずつ動かす範囲も増えていきます。


また、動くことで自信がついていきます。


 

少しずつ動く範囲も増えていき、ずいぶんと肩も上がるようになられたようです。


日常生活でも「物をとる動作であったり、寝返り動作でもあまり痛みで目が覚めることもなくなった」と教えていただきました。

 

このあたりになってくると、低下していた生活も向上し、「孫の世話も苦にならなくなっています」とお話がありました。

 

※写真は、イメージです。


まとめ

 

五十肩の痛みは強い時期は、できるだけ安静を保ちながら動かす範囲は痛みのない範囲で動かしていく方が良いです。

 

痛みが楽になっていけば、動かす範囲も少しずつ増えてきますので、生活の質もあがっていきます。


どうしても痛みが強いと、寝れない。


あるいは、肩が挙がりにくい動かしにくいことによる仕事や家事の制限など起こります。

 

痛みが楽になれば、動かす動作もしやすくなります。


すこし、変化がでるまで時間がかかることもあります。

 

しかし、基本的には痛みもなくなり動かしやすくなってきますので、少し時間をかけてゆっくりとリハビリしていくことが必要となります。

 


最後に、当院に五十肩で通院されていた患者さまからのお声をご紹介させていただきます。

 


お名前:MNさん

症状:五十肩、腰痛



Q:当院のことは何でお知りになりましたか?


以前から主人が行かせていただいていました。


Q:他にも同じような治療院がある中で、どのようなことが決め手になって当院をお選びいただきましたか?


主人がお世話になっていて、プライベートでも仲良くしていただいていたのと、

アットフォームな雰囲気で調子の悪いところを気軽に相談出来て、親身に対応していただけるところが長く通っている理由です。


 

Q:実際にご利用してみての感想をできるだけ具体的にお聞かせください。


五十肩や腰痛で整形外科にも行きました。


痛み止めや簡単な電気治療であまり効果がなかったのですが、こちらで電気治療や はりをしていただいて、帰るときには体が軽く楽になっています。

 

肩こりもありますが、定期的に通院する事で、全身の調子を整えていただき、日々の生活が過ごしやすくなっています。

 

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