top of page

気温の変化と背中の痛みの関係性。なぜこの季節に急な不調が起こるのか、その背後にある理由を解説"

  • 執筆者の写真: 藤井憲之
    藤井憲之
  • 2024年1月12日
  • 読了時間: 5分

はじめに

いつもと同じような作業をしていたのに、急に背中に痛みが走ってしばらく動けなくなってしまった。

 

それからその痛みが続いて、生活にも支障がでてきた。


このようなお悩みを持つ方はいらっしゃらないでしょうか?

 

 

こんにちは。

加古川市別府町でふじい整骨院を開業しております院長の藤井憲之です。


当院に40代男性患者さんが、左の背中の痛みを訴え来院されました。

 

車を整備するお仕事をされているのですが、いつもと同じ作業をしているときに

左の背中に急な痛みを覚えて痛められました。

 

いわゆる”ぎっくり背中”の状態でした。


 

"なぜ急に?左側のぎっくり背中の原因とは"


左側の背中が急に痛む理由は、日常の動きや体の使い方、気温の変化など、様々なことが影響しています。

 

一つは、身体の動きで急激な変化を起こすことが考えられます。


普段と違う動きや無理な姿勢をすることで、筋肉や靭帯に負担がかかり、左側の背中が痛めてしまったかもしれません。

 

 

そして、気温の急な変化も左側の背中の痛みの原因になります。


急な気温の変化で身体の筋肉や関節がストレスを感じ、痛みを引き起こすことがあります。


さらに、悪い姿勢や長時間同じ姿勢を続けることも左側のぎっくり背中を招いたかもしれません。

 

姿勢が悪かったり、同じ姿勢を続けると、特定の筋肉や関節に負担がかかり、痛みを感じることがあるのです。

 

 

そんな突然の痛みにどう対処すればいいか?


 

今回の40代男性の方の場合もまさにそのような状態で、背中の痛みをおこしておられました。


急な気温の変化に対応できなかったことも要因の一つだったと考えます。

 

よくよくお聞きすると、

ご本人からも気温が低い環境で、からだがまだ温まっていなかった段階で物を持ち上がるような格好をしてしまった。


そして、動かした瞬間に左側に背中に痛みが走ったと教えてくださいました。

 

患者さんは、

「すぐに治るだろう」

と思われたようですが、次第に痛みが強くなり早退して当院に連絡の上来院されたという経緯です。

 

このような場合は、まずはゆっくり休んで痛む場所に無理をかけないことが大切です。


さらに痛みが強く背中の痛みがある部分に熱を感じる場合は、冷やすことで痛みや腫れを和らげることができます。

 

その後、

痛みが楽になってから優しいストレッチや軽い運動をすることで、筋肉をリラックスさせて痛みをやわらげることができます。

 


"対策を知って快適に!背中の急な痛みを予防する方法とは"

 

急な背中の痛みは、本当に辛い症状です。


時には、背中の緊張が強くなり呼吸がしにくくなる方もおられるくらいです。


まずは、そのような状況にならないように普段から予防を心がけることが大切になります。

 

「では、どのようにすればいいの?」


まずは、体の柔軟性を確保しておきたいですね。


それには、普段から生活上で適度な運動とからだを温めることが必要になリます。

 

対策その1

からだを温めること。


普段から必ずお風呂に入って温めることをお勧めします。


普段から体を温めることで、体の代謝がよくなることが期待されるからです。


また、寒い中での作業は服装にも気を付けるようにしてください。


カイロを入れて温めることも一つの方法ですね。

 


対策その2

適度な運動をお勧めします。


普段から体を動かすことで柔軟性を確保することができます。


運動不足は、やはり体の硬さを誘発してしまいます。

 

それには、まず歩くことからお勧めしています。


歩くことである程度の心拍数で全体の代謝を上げることができます。


簡単にできてそれでいて効果的な方法です。


是非とも実践してただきたいと思います。


 

対策その3

深呼吸を取り入れる。


私たちの体は、呼吸をすることで酸素を取り入れて血液を通して全身に栄養が運ばれます。


栄養バランスの整った食事をしていただくことが前提ですが、深呼吸は自律神経のバランスを整えると同時に全身の血の流れを良くする効果が期待されます。

 

 

まとめ

 

今回のブログは、急な寒さで気温が下がったことで、体がうまく動けない環境の中、急な体の動きで左の背中に痛みを起こしてしまった方を例に書かせていただきました。


急な背中の痛みについては、体の使い方に気をつけていただくことが大切です。


寒さで体が動きにくい状況であれば、より意識をしていただくことで予防ができると思います。


また、そのような状況下でも普段から気をつけていただくことで、ぎっくり背中を起こしにくいように予防していきたいですね。


 

それには、

1・体を温めて代謝を良くしておくこと。


2・歩くこと。


3・深呼吸


この三つを是非とも普段に生活の取り入れていただきたいと思います。

 

このような対策を行なっても、背中を痛めてしまった場合は、適切な処置を施すことで速やかにお体を回復させることが期待できますので、専門の医療機関でご相談・治療を受けていただけましたら幸いです。


加古川市など近隣の方であれば、当院でも治療できますので、ご相談ください。

 




bottom of page