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梅雨時期の肩こり対策:30代男性の原因と解消法

  • 執筆者の写真: 藤井憲之
    藤井憲之
  • 2024年6月13日
  • 読了時間: 7分

梅雨時期になると、なんとなく体が重く肩こり感も強くなる。

肩こりに加えて頭も痛くなることが。。。

 

 

 

兵庫県加古川市でふじい整骨院を開業しております、院長の藤井憲之です。


今回のブログは、患者さんから

「梅雨時期になるとからだが重く、パソコンで事務仕事をしていても肩こりが強くってなかなか仕事に集中できないので、何か良い方法はないですか?」


と尋ねられたことがきっかけです。

 

今回は、梅雨時期に肩こり感が強くなったときの対応方法について書かせていただきます。


このブログを読んでおられる方の中にも、梅雨時期のからだの不調で悩んでおられるかもしれません。


最後までお読みいただけますと幸いです。

 

梅雨時期に肩こりがひどくなる理由とは?

 

 

梅雨時期の湿気が、からだに及ぼす影響


梅雨(つゆ、ばいう)は、

北海道と小笠原諸島を除く日本、朝鮮半島南部、中国の南部から長江流域にかけての沿海部、および台湾など、東アジアの広範囲においてみられる特有の気象現象で、5月から7月にかけて来る曇りや雨の多い期間のこと。雨季の一種です。(ウキペディアより)

 


では、なぜ梅雨時期になると体の不調をおこすのでしょうか?


それは、湿度が関係しています。


梅雨の季節になると肩こりがひどくなることがあります。


それは、湿気が増えると体の水分バランスが崩れて、自律神経が乱れるからです。

 


自律神経は体のエアコンのようなもので、温度や湿度を調整して快適に保っています。

しかし、梅雨の湿気でエアコンがうまく働かなくなると、体の調子が悪くなり、肩の筋肉が固くなってしまいます。


その結果、肩こりが悪化すると考えられます。

 

先日、ネットである記事(プレジデントオンライン)を読んでいたら、天気痛で有名な愛知医科大学病院天気痛外来を開設されている佐藤 純先生が、湿度がからだに及ぼす影響ついて下記にようなことを書かれておられました。


<湿度を甘く見てはいけない>
湿度についても、気温と同様に研究が進んでおり人の皮膚に湿度を感じるセンサーが備わっていることなど、さまざまな事実が解明されています。湿度の場合、低いときよりも高いときに痛みが出やすくなることがわかっており、とくに関節リウマチの患者さんは、じめじめした梅雨時に症状が悪化することが多いです。また、同じ気温でも湿度の高い日のほうが熱中症になりやすいことも報告されています。
(参照)プレジデントオンライン 記事より抜粋https://president.jp/articles/-/59732?page=2

 

30代男性に多い梅雨時期の肩こりの原因と対策法

 


今回、相談があった30代の男性の方は、もともとは学生のころは野球部に所属するなどよく運動をされている方でした。


しかし、社会人になってからはまったく運動はされてこなかったと教えてくださいました。

 

自分でも運動しないと健康に良くないとは思っておられたようですが、仕事も忙しく、いつも帰りは暗くなってからになっていたので、特になにもしない日々が続いていたそうです。

 


仕事は、営業で車に乗ることも多く、会社に出す報告書等の事務仕事でパソコン作業もよくしておられるとのことでした。


パソコン作業は、同じ姿勢で椅子に座ったまま作業をします。

 

首が前屈み状態で固定されて、日々肩こり感はあったそうですが、梅雨の湿度が高くなった時期に、頭も「ボー」として肩こり感をより強く感じると教えていただきました。

 

一度、からだをみてほしいと来院されたのですが、見せていただくと首の後ろの筋肉が異常に固くなっていました。


梅雨の湿度が、からだに相当影響しているのではないかと思われ、まずはからだをあたためて血の巡りを良くすることを最初に行いました。

 

 

そして、ハリ治療も興味を持っておられたので、ハリでからだの緊張をとったのち、最後に整体でゆがみを整えました。


そうすると、

「体もすっきりして、その日の夜はいつも以上にぐっすりと寝られた」と報告していただきました。

 

その後、当院の治療を定期的に行うことに加えて、日常生活では5つのことに取り組んでいただきました。


そのことで、からだの回復も早くなり、治療効果もあがったと考えられます。

 

梅雨時期に、日常生活で取り入れたい肩こり予防の5つの習慣


梅雨時期には湿度の変化が体に影響を与え、自律神経が乱れやすくなります。このため、多くの人が肩こりに悩まされる季節でもあります。


特に30代の男性で、長時間パソコン業務に従事している方は、肩こりがひどくなりがちです。ここでは、肩こり予防のために日常生活で取り入れられる簡単な習慣をご紹介します。

 

 

1. 適度な運動を日課にする

 

肩こりを予防するためには、適度な運動が欠かせません。特に、肩や背中の筋肉をほぐすストレッチや、軽いウォーキングが効果的です。

朝や仕事の合間に数分間のストレッチを取り入れることで、血行が良くなり、肩こりの予防につながります。

 


2. 正しい姿勢を保つ

 

パソコン作業中の姿勢が悪いと、肩に負担がかかり、肩こりを引き起こします。以下のポイントを意識して、正しい姿勢を保ちましょう


  • 背筋を伸ばし、背もたれにしっかりと寄りかかる。


  • 足の裏を床にしっかりとつける。


  • パソコンの画面を目の高さに合わせる。

 

3. こまめな休憩を取る


長時間同じ姿勢でいることは肩こりの原因になります。


1時間に1回は立ち上がって体を動かし、肩や首の筋肉をほぐすようにしましょう。短い休憩を挟むことで、筋肉の緊張を和らげることができます。


4. リラックス方法を実践する


 

ストレスは自律神経を乱し、肩こりの原因となります。


深呼吸や入浴などのリラックス方法を取り入れて、ストレスを軽減しましょう。


リラックスすることで、筋肉の緊張がほぐれ、肩こりの予防に役立ちます。

 

5. 適切な水分補給を心がける


体内の水分バランスが乱れると、自律神経にも影響が出ます。


こまめに水分を補給し、体の水分バランスを保つことが大切です。


特に梅雨時期は湿度が高く汗をかきにくいですが、水分補給を怠らないように注意しましょう。

 

 

まとめ

 


以上のことを実践していただき、この30代男性の方は梅雨時期の肩こりを解消することができました。


特に、朝少し早く起きて30分のウォーキングはとても良かったそうで、これまで不規則だった睡眠時間を確保しながら、運動することで逆によく寝ることができるようになったと教えてくださいました。


最後に患者様の声をご紹介いたします。

 


30代 男性

症状:肩こり症状


Q:当院のことは何でお知りになりましたか?

親戚からの紹介

 

Q:他にも同じような治療院がある中で、どのようなことが決め手になって当院をお選びいただきましたか?

雰囲気がいい。

 

Q:実際にご利用してみての感想をできるだけ具体的にお聞かせください。

同じ治療をずっと続けるのではなく、その時に合った治療をしてもらえるのがいい。

 

 

梅雨時期の肩こりは、日常生活のちょっとした工夫で予防することができます。適度な運動、正しい姿勢、こまめな休憩、リラックス方法の実践、そして適切な水分補給を心がけることで、肩こりに悩まされることなく快適に過ごすことができます。

 

肩こりがひどくなる前に、これらの習慣を取り入れて健康な体を維持しましょう。

もし、このような対策を実践してもなかなか肩こりが解消しないという方がおられましたら、体のゆがみ など他に原因があるかもしれません。

加古川市など近隣で肩こりでお悩みの方がおられましたら、当院にご相談いただけましたら幸いです。

 

 
 
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