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朝起きてから首が動かない。背中まで激痛が走る寝違えの原因とその対策。

  • 執筆者の写真: 藤井憲之
    藤井憲之
  • 2023年3月29日
  • 読了時間: 5分

・朝起きてから首が回らなくなってしまった。


・首痛くて後ろに向くことができない。これって寝違えなの?

 


こんにちは。


加古川市別府町でふじい整骨院を開業しております院長の藤井憲之です。

 

朝起きてから首と背中が痛くて、首が回らなくなっています。


また、肩も上がりにくくなってしまったという方から、お電話にて

「なんとかなりますでしょうか?」というお悩みをご相談がありました。

 

そして、

 

当院で治療を受けていただいたところ、痛みもなくなり良くなられ方の例をもとにお話をさせていただきます。

 

このブログを読むことで、寝違えはどのようにしてなってしまうのか?


また、なってしまった時にどのように対処すればいいのか?


について知っていただけるかと思います。

 

是非、最後までお読みいただけますと幸いです。

 

 

 

首の寝違えは、なぜ起きる?背中に走る激痛の原因とその対応について


 

Nさんの困り事は、朝起きてから首と背中が痛くて首がまわらない。


そのせいで左の肩が挙がりにくなってしまい、生活に支障がでていました。

 

家事をするにも首が痛くて動きづらく、困ってしまい当院にご相談いただいたとういう経緯です。

 

Nさんは、

早くこの痛みを楽にして家事もできるようにしたい。そして、仕事にも行けるようになりたいと感じておられました。


 

Nさんは、痛みが楽になるかと首に湿布を貼って様子をみておられたそうです。


しかし、痛みは少し楽になりましたが、動かすたびに激痛が背中まで走り、とてもからだを普段どおり動かすことができない状況になっていました。

 


よくよくお聞きすると、

最近始めたママさんバレーボールの練習に参加して、寒い体育館の中でからだを動かしていたことを教えてくださいました。

 



 

そのときは、痛みであったり首を回す動作にも痛みを感じたりすることはなかったようです。


おそらく久々に運動したことで、首から背中に疲労とこり感が出ていたと思われます。


また、気温が下がった体育館内での運動は、動いているときは良かったのですが、「止まると身体が冷えていたかも」ともおっしゃっておられました。

 

そして、冷えと疲れたからだの状況で寝ている間に、首から背中に負担がかかり、寝違え症状をおこしてしまったものと考えられました。

 


寝違えた時の激痛。湿布で冷やすの?温めるの?さて、どちらが効果的なのだろうか。

 

痛みが強い場合は、無理に首を動かすような動作は避けてまずは安静にしたほうが良いでしょう。

 

首の痛みと状態にもよりますが、首を触れて痛くて熱感がある場合は、冷やすことをおすすめします。


少し動かして痛むくらいの状態で熱感もなければ、温めても大丈夫です。

 

お風呂で温める。


また、ぬれタオルを電子レンジで「チン」して、温めてから痛むところに少しの時間あてがうことで、少し楽になっていきます。

 


当院では、寝違えた経緯を詳細にお尋ねします。


その後に、現在の首とお体の状態を丁寧に検査していきます。

 

状態によっては、固定をして動かさないように処置をする場合もありますが、まずは痛みを楽にしていきます。


それには、痛みの原因となっている硬くなったところ首と背中の部分を柔らかくしたり、バランスを整えることで動きが悪くなった首の状態をもとに戻すことを念頭に、優しく丁寧に気をつけながら施術しています。

 


バランスを整え動きやすい状態にもどすことで、血の巡りが回復して治りやすいくなっていくからです。

 

硬くなった筋(すじ)は、正常な首の動きを妨げてしまいます。


動きがよくなるっことで、硬くなったところも和らぎ痛みも楽になっていきます。

 

ほら。

錆びた自転車のチェーンを思い浮かべてください。


錆びた自転車のチェーンに油をさすと、よく回るようになって自転車も漕ぎやすくなりますよね。

 

油をさすことで血のめぐりも良くなり、動かしやすくなって首も回りやすくなることにつながります。

 

まずは、硬くなった筋(すじ)を和らげるために、気持ちの良い電気治療や痛くないハリをしてをやわらくしていきます。

 

そうすることで、血の巡りも改善されて痛みの原因となっているものもを押し流していきます。


さらに、身体のバランスを整えることで、からだ全体の血の巡りを良くしていきます。

 

 

 

その結果、1週間後に来院された際には痛みはほぼ無くなり、やや首が動かしにくい状況が残るだけになっていました。

 

さらに1週間後には日常生活にも支障なく、お仕事にも無事復帰されていました。



 

朝起きて首と背中が痛くて動かせない。その時にやってみるとよい対応方法

 

1・痛みが強い。あるいは、首を触ると熱い感じがして熱感がある場合は、安静にして少し冷やしてみてください。

 

2・次に、痛みが和らいで少し動かせるようになれば、温めても大丈夫だと思います。


(痛みが強くなる場合は、まだ冷やす方がいいかもしれません。)

 

3・次に、少しずつ痛みのない範囲で動かしていくようにします。


動かして痛む場合は、無理をしてはいけません。

 

普段の生活で、体を使うことで適度な運動になりますので、痛みがあるときに無理なストレッチはおすすめできません。

 


最後に


このような対応をしてみても、首の痛みが治らない。1〜2週間経っても首が痛くて回らないなどの症状が続く場合は、他に原因が隠れている場合もあります。


そのような時は、近隣の医療機関を受診することをおすすめいたします。

 

加古川市など近隣でお困りの方がおられましたら、当院でも施術をすることは可能ですので、ご相談いただけましたら幸いです。

 

ここまで長文を読んでくださり、どうも有難うございました。

 

 

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