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朝起きたら急に右のお尻に痛みが。。そして、ふくらはぎにも響く感じ。これって何の病気?

  • 執筆者の写真: 藤井憲之
    藤井憲之
  • 2023年1月27日
  • 読了時間: 5分

・朝起きたらお尻から足にかけてしびれるような痛みを感じた。


・座ってるだけで、お尻が痛むように。。

 

 

 

こんにちは。

加古川市別府町でふじい整骨院を開業しております藤井 憲之です。

 

この度のブログは、当院にお越しの患者さんから

 

原因はわからないのですが、

「朝起きてから右のお尻から足のふくらはぎまで、しびれるような痛みがあります。」


「なんでこんな状況になったかわかりませんが、なんとかならないでしょうか」とご相談がありました。

 

このたびお起こしになられた患者さんの状態から、どのようなことが考えられるか? また、どのように回復していかれたかを説明しながら書かせていただきたいと思います。


 

今回のブログを読んでいただくことで、原因不明のお尻から足までの痛みあるいは、しびれるという方がいらっしゃいましたらご参考になるかと思います。


最後まで、読んでいただけますと幸いです。


 

腰から?臀部の痛みの原因は、〇〇にあるかも。

 


患者さんの困り事は、朝起きたときから始まりました。


ご本人からも特に痛めた覚えもまったくないので、

 

「なんで痛むの?」「寝方が悪かった?」


いろんなことを考えたけど、わけがわからなくて。。


まして、痛むので歩きにくいんです。


「なんとかなりませんか?」と心配してお起こしになられました。

 

また、「この痛みは動かすと治るかも知れない」と趣味のヨガをやってからだを動かしてみたそうですが、あまり改善しなかったことも教えてくださいました。

 


患者さんが、「動かす方が良い」と考えられたのは、”動かすことで血の巡りがよくなることで痛みが楽になるのではないか”とお考えのことだったと思います。

 

今回痛くなった経緯をよくよくお聞きすると、前日にうちわの食事会があって参加されたそうです。

 

その時にお座りになられた場所が、座敷のようなところであったそうで、あぐら姿勢で長時間過ごされたとお聞きしました。

 


”おそらくその姿勢が、今回の痛みの原因になったのではないか”と推測しました。


 

お尻が痛いとなんか歩きにくい。その理由と改善方法について

 


あぐらの姿勢は、腰骨が後ろに傾き骨盤が開くような状態でお尻の部分にストレスがかかりやすくなります。

 

お尻の下には、からだの中で一番太い神経と言われている座骨神経(ざこつしんけい)が通っています。

 

おからだを拝見させていただくと、痛みがでている右側のお尻の筋肉が異常に硬くなっておられました。


それに加え、右足も左足と比べると開きにくく、制限がかかったようになっておられました。

 

今回この神経がなんらかの形で、引き延ばされたかあるいは、圧迫された可能性があると判断しました。

 

お尻が痛んでお尻周りの筋肉も左右でいびつな状態となっているので、歩きにくいのもうなずけます。

 

 

 

当院では、このようなお尻が硬くなっているような場合では、まず固くなっている筋肉を和らげていきます。

 

その上で、体のバランスを取り戻すことで足の開きを左右同じように戻していきました。


その結果、1度の施術を受けたあとに痛みは半減し、1週間後に来院されたときには、

「もう痛みは無くなったんです」「びっくりしました」とお話ししてくださいました。


 

坐骨神経痛は、神経の圧迫によるもの?圧迫が続くとなぜ良くないのかについてお話しいたします。

 

今回のように痛みがでてからすぐに来られるような場合は、早く軽快することが多くあります。


しかし、長く痛みが続いてしまうと治るまで時間がかかってしまうこともあります。


長く圧迫を受けた神経は、状況によっては回復が遅れてしまう場合もあるからです。

 


以前に腰の椎間板(ついかんばん)ヘルニアで、手術を受けた患者さんがいらっしゃいました。


その方も腰の痛みと共に足の痛みとしびれを長く訴えておられ、最終的に手術を選択されました。

腰の痛みは、早く解放に向かったのですが、なかなか足の痛みとしびれが取れませんでした。


手術をされた先生からは、「坐骨神経の圧迫が長くあったので、回復するには少し時間がかかると思われる」と言われたそうです。


 

実際、患者さんの痛みはかなりはやく改善していかれましたが、しびれの状態が改善されるまではかなり時間がかかっておられました。

 


まとめ

 

この度は、原因がはっきりしなかったお尻から足までの痛みとしびれを訴えて来院された患者さんの状態から、考えられた原因と改善経過について書かせていただきました。


痛みとしびれを伴う状況は、なんらかの原因で神経が圧迫または引き伸ばしによることが原因として考えられます。


その場合、圧迫または引き伸ばしが起こされている場所を特定して、開放してあげることで症状が改善されていくことが多くあります。

 

「まぁ、いつかは治るだろう」とそのままにしておかないで、まずおかしいと思ったら専門のところを受診した上で原因を突き止めいただき、処置を早く受けることをお勧めいたします。


最後に、患者さんの声をご紹介させていただきます。

 


Q:当院のことは何でお知りになりましたか?

家から近く通りすがりで見つけました。

 

Q:他にも同じような治療院がある中で、どのようなことが決め手になって当院をお選びいただきましたか?

夜7時を過ぎても対応可能であることでした。

家から近いこともありますが、清潔感のある環境が魅力的でした。

 

Q:実際にご利用してみての感想をできるだけ具体的にお聞かせください。

いつも藤井先生には、優しくお声をかけてくださるので、からだの事で気になることがあればなんでも相談できます。

 

また、自覚症状のないからだの異変にも気づいていただき、対処していただけるので自分でも気をつけようと思えるようになります。

 

その時に応じて施術内容を提供いただき、こころも体もすっきりして帰宅できます。

女性スタッフさんもいつも丁寧なお声掛け、きめ細かな気配りをしていただき、とても安心できます。

 

 

近隣でなかなか改善されない坐骨神経痛でお悩みの方がいらっしゃいましたら、一度ご相談いただけましたら幸いです。

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