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【足底腱膜炎】 どうすればいいの?

  • 執筆者の写真: ふじい整骨院 院長 藤井憲之
    ふじい整骨院 院長 藤井憲之
  • 2018年9月11日
  • 読了時間: 3分

更新日:6月28日

こんにちは。

山陽電車「別府」駅下車。北へ徒歩5分のふじい整骨院院長のふじいです。

 

さて、本日は足のトラブルシリーズです。足のトラブル・痛みなどで悩んでおられる方は多いのではないでしょうか。大人から子供まで症状(症状)悩みはさまざまだと思います。

 

そんな中でも今日は、足うらの痛みについて書かせていただきます。


足うらの痛みで悩まされる状態として、

「足底腱膜炎(そくていけんまくえん)」があります。


またの名を「足底筋膜炎(そくていきんまくえん)」とも言います。


どちらも状態は同じで呼び方の違いだけです。

 

これを読むことで、足底腱膜炎はどのような状態であるか理解していただけるでしょう。

 

まず、足うらの構造について


足うらには、足を支えるために適度なアーチ(カーブですね)があります。


よくよく観察すると、ヨコ側 とタテ側 にあります。


少し図(下図1)を使って説明すると、図のように足を前から見たときにあるヨコのカーブが①です。


そして、足を横から見た時にできるカーブが②になります。


このアーチですが、結構大事な役目をしております。


からだを足うらで支えているので、結構な体の重さがのしかかっています。


(図1)


この足裏にあるカーブを支えているのが、足底筋(腱)になります。


常に体重を支えているので、この筋肉にかかる力は相当なものです。


この筋肉(腱)の一部(特にかかとに近い部分)に亀裂が入ったり、伸びたりして痛みが出てきます。



この場所に起こる症状の特徴は、


  • 朝起きてすぐに立ち上がって床につけた瞬間に痛みを感じる。

 

  • かかとの近くのピンポイントを押さえると痛い。

 

  • 足ウラの筋肉(腱)が異常にかたい。


親指をそらしてみると痛くない方と比べてそらしにくいなどがあります。


慢性的な状態で、歩いていて体重がかかる度に痛みを感じる方も多くおられます。


このような症状で「どうすればいいのか」


と悩んでいらっしゃる方もおられるのではないでしょうか。 


また、病院で『足底筋膜炎』と診断されたけど、なかなか良くならないと言う方もまずは自分でこれをやってみてはどうかという方法をお伝えいたします。



  1. 足の親指を持って指をそらすようにして下さい。


   足裏の筋肉(腱)が伸ばされているのを意識できるとなおいいです。


  1. 足裏の筋肉に指圧をしながらゆるめてみましょう。キツくやる必要はありません。


      気持ちの良い範囲で一箇所5秒から10秒くらいゆっくりと指圧してもらうことがコツで 

 す。


  1. あとは、筋肉をのばす方法です。いわゆるストレッチ。 


    足のうらに次いで影響があるのが、実はふくらはぎの筋肉です。


      ふくらはぎのストレッチは勢いをつけずに、じんわりと10秒ほどかけて

    ゆっくりと痛みを感じない程度にのばしてください。



足底腱膜炎(そくていけんまくえん)の状態と簡単な対応方法について説明させていただきました。


一度、お試し下さい。


なかなか痛みがしつこい場合もありますので、その場合は一度医療機関に御相談いただくと良いと思います。


もちろん当院でもみせていただきます。


<かかとの近くが痛む> 

(監修 柔道整復師 藤井 憲之)

 

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