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【突然肩が痛くなって寝れませんでした】石灰沈着性肩腱板炎

  • 執筆者の写真: ふじい整骨院 院長 藤井憲之
    ふじい整骨院 院長 藤井憲之
  • 2017年8月1日
  • 読了時間: 3分

こんにちは。

山陽電車「別府」駅下車。北へ徒歩5分のふじい整骨院院長のふじいです。


今日から8月ですね。まだまだ毎日暑い日が続きます。皆様、お身体ご自愛くださいね。


さて、

本日は当院にお越しになった方で、こんな事もあるよと言う報告をさせていただきます。

 

朝起きたら肩が痛くて動かせない。なぜ?


肩が特に捻った訳でもなく、朝起きたら痛みが強く「手を上に上げることができないのです。」と言って当院に初めてお越しの患者さんでした。


これまで少し肩が痛むと感じても、まったく肩が痛くて挙がらないということは初めての経験だったようです。


かなり痛そうでした。

 

早速、お話を聞きながら原因について探っていったところ、ある状態を疑いました。それは、肩関節の中に急に石灰がたまって痛みを出す症状です。


専門的には、「石灰沈着性肩腱板炎」「石灰沈着性肩峰下滑液包炎」と言います。

 

この初期症状は、とにかく寝れないほどの激痛の襲われることもあります。急に起きるので、ご本人も「何が起こったか?」と戸惑うことも多くあると思います。

 

特徴として

・肩の横(やや前方部:肩板部)に限局した痛みと押させて痛いところがある。

・時に痛むところに熱感を感じ、夜寝ていても痛みで何度も目が覚める。

・痛みで肩が30度から90度以上挙がらない。


エコーで状態を確認したところ、しっかりと石灰らしきものが写っておりました。

 

過去にもそのような方を何度も拝見していました。(臨床30年)

もちろん当院でも治療して、楽になることもありますが、

この初期症状を治めるのに、一番早いのが注射(痛みを抑える)です。

 

時には液状になっている石灰(練乳状)を注射器で廃液してもらうと、その場で劇的に痛みがおさまることもあります。


堅くなった石灰はそういうわけにはいきませんが、痛みはかなり楽になることを経験的に知っておりました。


この方もそのことをお話すると、病院(整形外科)への受診を希望されました。

 

その夜、ご本人からも電話連絡をいただき、

「先生がおっしゃっていたものでした。」「注射をして今はかなり痛みは治まっています」

と感謝のお言葉をいただきました。

 

自分が施術をした訳ではありませんが、その方にとって最善の方法は何かを常に考え肝に銘じて臨床に望んでいます。


この方の場合もそうですが、後の経過によりますが痛みが少し残るようであればもちろん当院での施術でカバーできることも申し上げ、電話を置きました。

 

肩が痛くて挙がらないケースは、ほかにもいろいろありますので、躊躇なく医療機関に相談・受診して下さい。

 

 

~兵庫県加古川市・高砂市・播磨町で腰痛・肩こり・足の痛みでお悩みなら~

鍼灸・整体・ソーマダイン治療のふじい整骨院

 

当院は、あなたの「出来ない」を「出来る」に変え、当院に係わる方の悩みを圧倒的に解決する整骨院です。臨床30年のべ48万人の経験をもつ院長が責任をもって治療します。

 

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当院は、完全予約制です。さきほどぎっくり腰を起こした。

昨晩、誤って足をくじいて捻挫(ねんざ)したという場合は仕方がありませんが、

以前からの痛みや調子が悪いといった場合はお早い目の予約が確実です。

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