【原因不明の手の痛みは、実は〇〇だった】帯状疱疹
- ふじい整骨院 院長 藤井憲之
- 2016年6月17日
- 読了時間: 2分
こんにちは。
加古川市別府町のふじい整骨院 ふじいです。
2日前に原因不明の手の痛み(前腕部分)で60歳代の男性が来院されました。
特に手を床に着くなど打ったり、捻ったりした覚えもなく本人も原因がわかりませんでした。
自分で押さえる(指圧)をすると、痛みが和らぐので昨夜は痛い時は押さえて我慢したとのことでした。
特に痛むところを診ても、腫れもなく発赤してるでもなく表面上は問題ありませんでした。手を動かしても痛みはない。。
「神経痛?」 「血管痛?」
?マークが頭をぐるぐるとまわっていました。
その日は、痛みの処置をして様子をみていただくしかありませんでした。
2日後に来院されたときに、
「昨晩は、痛くて寝れなかった」との訴え。
おかしい。。。もういちど痛みのあるところを確認すると、以前には見られなかった赤い発疹と水ぶくれがみられました。
もしや。
「これは、もしかすると「帯状疱疹」と言って子供の頃の罹った水疱瘡(水ぼうそう)のウイルスが、身体の抵抗が弱った時に
活性化して出てくるものかもしれません。そのせいで、ここ数日神経痛のような痛みが出ていたと思います。」
「今すぐ皮膚科のお医者さんに罹って下さい。」
と申し上げました。
その後の連絡で、「言われたとおり 「帯状疱疹」でした。」
と報告をいただきました。
過去にも数回同じような患者さん(赤い発疹)を診てきた経験がありました。
発疹ができる場所は様々です。
肩が痛いと来院された方の肩周りにできていたり、胸が痛いと来院された方の胸に出来ていたりと色々と経験しております。
最初に症状がない場合もあり、原因が分からないことも多く、神経痛のような「ピリピリ」「ズキズキ」感を訴えることも。。
この帯状疱疹の症状が出た場合、できるだけ早く専門医を受診して抗ウイルス薬を点滴または内服しないと、
「帯状疱疹後神経痛」という厄介な痛みに悩まされることになるのです。
早く原因がみつかり、処置をしていただいて良かったです。

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